ドイツの自動車大手、ダイムラーは6月18日、新型メルセデスベンツ『Cクラスセダン』の生産を、米国アラバマ州タスカルーサ工場で開始した。
新型Cクラスセダンは2014年1月、デトロイトモーターショー14で初公開。その後、2月にまず、ドイツのブレーメン工場で生産が始まった。さらに5月、南アフリカ共和国のイーストロンドン工場でも生産を開始。
そして今回、米国アラバマ州タスカルーサ工場でも、新型Cクラスセダンがラインオフ。新型は世界4工場で組み立てられることになっており、中国の北京でも、生産が開始される予定。
米国アラバマ州タスカルーサ工場では従来、主にメルセデスベンツのSUVを生産。『Mクラス』、『Rクラス』、『GLクラス』を組み立ててきた。新型Cクラスセダンは、同工場での生産車種のラインナップを拡大するものとなる。
ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車部門、Markus Schafer取締役は、「『Cクラス』が初めて、タスカルーサ工場で生産される。タスカルーサ工場の従業員は、Cクラスの生産開始に向けて、素晴らしい仕事を成し遂げてきた」と語っている。