双日建材とエナリス、プレミアム価格で再生可能電力を買取りへ

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双日建材とエナリスは、太陽光発電事業者からの電力買取りの拡販について、プレミアム価格で再生可能電力を買取る業務委託契約を締結した。

従来、エナリスは電力情報事業者として、電力の効率的な利用促進をテーマに、電力需給管理ノウハウを核とした各種サービスを展開する中で、FITにプレミアムを付加した高い価格で再生可能エネルギー発電事業者からの電力を買取り、新電力へ電力を販売する事業を推進している。

ここで、FITとは、Feed-in Tariffの略、固定価格買取り制度のことで、再生可能エネルギーを用いて発電された電力を固定価格で電力事業者が買取ることを義務付けた制度、またはその固定価格を指す。2012 年7月1日より発効されている。

また新電力(PPS:Power Producer and Supplier)とは、契約電力が 50KW以上の電力需要家に対し、一般電気事業者が有する配電網を通じて電力供給を行う「特定規模電気事業者」を指す。

一方、双日建材は国内のゼネコンやハウスメーカー、建材問屋などに建設資材全般を供給する専門商社として、全国に販売網を有し、建設資材、住宅機器、太陽光パネル等の販売を展開している。

今回の契約締結により、双日建材はエナリスへ太陽光発電事業者を紹介し、エナリスは太陽光発電事業者からの電力の買取りを行う。これにより、両社は、2016年の国内における電力小売り全面自由化に向け、再生可能エネルギーの更なる普及に向けて貢献したいとしている。

《山内 博》

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