【北京モーターショー14】BMW、ビジョン・フューチャー・ラグジュアリー 公式発表…超高級サルーンを提示

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ドイツの高級車メーカー、BMWは4月20日、中国で開幕した北京モーターショー14において、コンセプトカーの『ビジョン・フューチャー・ラグジュアリー』を初公開した。

ビジョン・フューチャー・ラグジュアリーは、BMWブランドのモダンラグジュアリーの未来を示唆した1台。先進技術やカーボン&アルミによる軽量構造、優れたユーザーインターフェースなどを備えた内外装デザインを通して、将来のBMWの超高級サルーンの姿を提示する。

ビジョン・フューチャー・ラグジュアリーは、堂々とした佇まいが特徴。BMWが電動化技術に特化して立ち上げた「i」ブランドのプラグインハイブリッド(PHV)スポーツカー、「i8」に初採用された「レーザーライト」を装備するなど、新しいBMWの表情を作り出す。

BMWの最上級サルーンには、『7シリーズ』がある。このビジョン・フューチャー・ラグジュアリーは、7シリーズを上回るラグジュアリー性を追求。とくに後部ドアは、ロールスロイス車のように逆ヒンジで開閉する、いわゆる「観音開き」となっており、乗降性が高められた。

インテリアは、レザーやウッド、カーボンファイバーなど、最高の素材を吟味した上で採用。3D表示のディスプレイや新開発のヘッドアップディスプレイといった先進装備も導入した。独立2名がけのシートには、脱着式タブレット型端末を備え、足元にはシルク素材のカーペットが奢られている。

《森脇稔》

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