独ランクセス社は、4月8日の「タイヤの日」に合わせて、同社が開発した「運送車両向け計算アプリ」の日本語版を公開したと発表した。同アプリは、運送会社向けに設計された計算プログラムで、「エコタイヤ」の推進を目的に、ランクセスがミュンヘン工科大学と協力して開発。webサイト上で簡単な登録を行うことで、無料で利用できる。同アプリを使用することで、運送会社は保有車両を「エコタイヤ」に切り替えた場合、どれくらい燃料を削減できるかを自社で試算することができる。日本国内のトラック用タイヤは、2013年時点で市販用タイヤ市場の27%を占めており、トラック輸送は、国内貨物総輸送量の90%以上を担っている。従って、運送会社が「エコタイヤ」をより多く導入することで、大幅な環境メリットが期待される。
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