クラリオンは、事業構造改革を担当する川本英利常務が4月1日付けで、社長兼COO（最高執行責任者）に就任する人事を発表した。
泉龍彦社長は代表権を持つ会長兼CEO（最高経営責任者）に就任する。
同社では、グローバル市場での事業領域の拡大、中長期の成長に向けた構造改革を実行するため、経営体制の強化が必要と判断した。より強力なグローバルガバナンス体制を構築するため、会長兼CEOに就任する泉氏がグループの最高経営責任者として経営方針・経営戦略を策定し、社長兼COOに就任する川本氏が、グループの最高執行責任者として方針・戦略に基づく事業計画の実行を担当する。
川本氏は、慶応大法学部卒業後、クラリオンに入社し、OEM営業本部長などを経て2001年に執行役員に就任した。2006年に常務執行役員、2010年に取締役、2012年に常務取締役に就任した。60歳。
