「国際海事展SEA JAPAN2014」の開催概要が決定…4月9~11日まで東京ビッグサイトで

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国際海事展SEA JAPAN
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4月9日~11日まで、東京ビッグサイトで開催される「国際海事展SEA JAPAN2014」の開催概要が決まった。

SEA JAPAN 2014では、国際展示会に加え、業界が直面する課題を考え、最新動向を探る様々な業界セミナーが併催される。会場内に設置されたイベントステージでは、会期3日間を通じ、日本の海事産業のカンフル剤となる多彩な関連イベントを開催する。

今回で11回目を迎える国際海事展SEA JAPANは、日本海事業界の活性化の波に乗って拡大しており、前回の展示会には466社の出展社と1万7728人の来場と、過去最大規模での開催となった。今回も船舶を中心とした最新製品・技術を紹介する480の出展企業が30の国と地域から集結する。日本舶用工業会主催で過去最大規模で出展するジャパンパビリオンのほか、ドイツ、UK、デンマーク、オランダ、ノルウェー、中国、韓国、台湾のパビリオン出展が決定しており、国際色豊かに展示会を盛り上げる。

今回のSEA JAPANでは、世界の海事産業にとっての重要な課題である「環境保全」、「海洋開発」、「海洋安全」にスポットをあて、展示会やセミナーを通じて、最新動向を紹介する。展示会場では、超低排出ガスディーゼルエンジンや最先端の省エネ機器、船舶用空気圧給油装置、船舶用ソーラーシステム、環境対応型塗料など、様々な先端技術が紹介される。会場内には新たに「海洋セキュリティーパビリオン」も設置する。

また、環境保護と経済成長を両立させるグリーン成長と海洋開発の2つをテーマに、国土交通省が初めてSEA JAPANで開催する新企画「国際海事セミナー」も開催される。OECD(経済協力開発機構)をはじめとするグリーン成長分野を先導する団体や企業が、取り組みを紹介するとともに、世界の資源開発関連企業を招いての海洋資源開発の現状と課題について解説する。

恒例イベントとなった海事プレス主催の国際会議では、「日本海事産業 復活-真の成長を目指す」をテーマに、海運、造船、舶用業界から日本を代表するリーダーを招き、日本の海事業界の将来像を探ってもらう。

会期3日間を通じて展示会場内に設置された特設セミナールームで「記念セミナー」も開催される。海上技術安全研究所、日本海運集会所、国土交通省などの主催セミナーをはじめ、「海賊対策」、「環境保護」、「海洋エネルギー」、「環境保護」をテーマに産官学の多彩な分野の講師陣が、現在業界が直面する課題と今後の戦略について講演する。

このほか、出展社が、最新製品や最新技術をセミナー形式で発表する「ニューテクノロジーセミナー」も開催。特設オープンステージでは、「南極観測隊」、「アメリカズカップ」、「深海8000m」、「被災地支援」など、海を舞台に展開されてきた、様々な日本人の挑戦が紹介される。

《レスポンス編集部》

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