マルチスズキは2月6日、インドで開催中のデリーモーターショー14で、コンパクトハッチバック『セレリオ』(CELERIO)を世界初公開した。
搭載するエンジンは、新世代のK型。トランスミッションも新開発のオートギアシフト「EZ DRIVE」を採用し、走行時の操作を容易にするとともに23.1km/リットルの低燃費を実現する。
マルチスズキの鮎川堅一社長は「魅力的な価格とクラストップの低燃費に合わせ、運転する楽しみを、最も人気の高いAセグメントで提供する。このオートギアシフトの技術が、インドにおける運転事情とコストの問題に貢献するだろう。オートギアシフトの利便性を実感してもらえれば、すぐに支持を得ることができると確信している」と述べた。
同車の価格は39万ルピー(約65万円)からで、MT車は4種、AT車は2種のグレードを設定した。すでにインドでは生産が始まっており、受注予約も行われている。今後は新興国を中心としたグローバルでの展開を予定している。