1月4日から、南米を舞台に開催されていた「ダカールラリー2014 アルゼンチン・ボリビア・チリ」。1月18日、チリのバルパライソで最終ステージを迎え、四輪部門ではMINIのナニ・ロマ選手(スペイン)が、四輪としては初の優勝。MINIに、3年連続での総合優勝をもたらした。
また、MINIは四輪部門の上位3位までを独占。2位は前回の王者、ステファン・ペテランセル選手(フランス)。3位はナッサー・アル-アティヤ選手(カタール)という結果。
MINIとレーシングチームのX-Raidは2014年も、MINI『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』)のラリーマシン、MINI『オール4レーシング』でダカールラリーに参戦。同車は、MINIが属するBMWの3.0リットル直列6気筒ツインターボディーゼルエンジンを、チューニングして搭載する。
このMINIオール4レーシングが、9374kmのルートとなった2014年のダカールラリーを3年連続で制覇。今回、MINIオール4レーシングは、全11台がエントリーし、いずれも完走。上位10位内に7台が入り、信頼性の高さを印象づけた。
優勝したナニ・ロマ選手は、「とてもうれしい。二輪だけでなく、四輪でもダカールで勝利するのが目標だった。夢がかなって、X-RaidとMINIチーム全員の素晴らしい仕事ぶりに、感謝したい」とコメントしている。