メルセデス・ベンツ日本と東京工科グループ、メカニック育成で業務提携

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業務提携に合意し、握手を交わす MBJ社長 上野金太郎氏(左)と小山学園理事長 山本 匡氏
  • 業務提携に合意し、握手を交わす MBJ社長 上野金太郎氏(左)と小山学園理事長 山本 匡氏

メルセデス・ベンツ日本(MBJ)と小山学園は12月16日、メルセデス・ベンツに精通したメカニック育成に関する業務提携について合意した。

MBJは、車載技術が高度化する中、より専門性の高いメカニックを育成することは、自動車業界にとって最優先課題の一つであり、自動車業界を志望する有望な学生を支援することは、乗用車輸入元としての責務と捉え、業務提携に合意した。

一方、小山学園、東京工科グループは、都内に3校の自動車整備専門学校を運営しており、開校以来45年で、約2万人の整備技術者を輩出。より質の高い技術・サービス教育をもとに教育水準を高めるため、MBJとの提携を決定した。

提携の第1弾として、2014年夏から「東京工科自動車大学校(中野)」「東京工科自動車大学校世田谷校」および「東京工科専門学校品川校」の学生24人を、MBJ習志野事業所トレーニングセンターに受け入れ、MBJの講師がメルセデス・ベンツ車両を教材に、5日間の夏期講習を行う予定。

また、将来的にメルセデス・ベンツを専門として自動車整備を学ぶ専科を、同学校のいずれかに設置することを目指し、両者間で協議を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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