ロッキード・マーチンは12月17日、海洋大気局(NOAA)の『GOES-R』として知られる地球静止軌道環境調査衛星(GOES)ミッション向けに太陽紫外線イメージャー(SUVI)装置を完成させた。
チームは2014年1月に予定されている装置の納入を、デンバーに所在するロッキード・マーチンの宇宙システム施設の最初のGOES-R宇宙船との統合に向けて順調に進めている。このGOES-Rシリーズに使用され宇宙船と装置のテクノロジーは、分析の品質と適時性を改良し、安全性と経済的利益を拡大することが予想されている。
コロラド州ボウルダーにあるNOAAの宇宙気象予測センターが太陽の活動をモニターし、宇宙気象が衛星搭載及び地上に配置された技術システムのパフォーマンスや安定性に影響を与える可能性がある場合、SUVIと連携して正確でリアルタイムな警報を発する。
なおSUVI装置は、NASAのゴッダード宇宙飛行センターが、GOES-Rシリーズの人工衛星と装置の獲得と開発をサポートする一部として管理する。