YRPユビキタス、航空宇宙分野に対応したリアルタイムOSを開発…ジオスペース探査衛星に搭載

宇宙 企業動向

YRPユビキタス・ネットワーキング研究所は、航空宇宙分野向けに対応したリアルタイムOS「T-Kernel 2.0エアロスペース」(T2AS)を開発した。

今回開発した「T2AS」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2015年度に打ち上げる予定のジオスペース探査衛星に搭載される。

宇宙航空分野ではこれまで、低消費電力とリアルタイム性などが評価されてTRON仕様OSが多数利用されている。今年9月に打ち上げられた惑星分光観測衛星「ひさき」にはTRON仕様OSの最新版T-Kernelが搭載されるなど、宇宙航空分野でもTRON仕様OSに関するノウハウやソフトウェア資産が多数蓄積されている。

次世代T-Kernelとしては、高い信頼性や開発プロセスが整備されたリアルタイムOS、検証方式の開発が求められていた。

YRPユビキタス・ネットワーキング研究所では、最新のTRON仕様OSとして一般公開されているRTOS「T-Kernel 2.0」をベースに、必要な機能を追加した「T-Kernel2.0エアロスペース」を開発した。

新開発リアルタイムOSは、宇宙航空分野以外にも交通、医療機器、FAなどの分野でも活用できるとしている。

また、同社は、「T2AS」の検証・開発プロセスの観点から信頼性を確保するための「T2AS高信頼適用ハンドブック」を作成した。このハンドブックは、宇宙機に搭載するリアルタイムOSの信頼性を確保することを目的にJAXAが作成した「リアルタイムOS高信頼化ハンドブック」を参考にしている。
《レスポンス編集部》

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