ひき逃げで男性死亡、逮捕された男は居眠り運転か

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8月4日午前3時55分ごろ、京都府京都市伏見区内の府道で、車道で頭から血を流して倒れている男性を通行人が発見。警察に届け出た。男性はひき逃げされたとみられ、収容先の病院で死亡。警察は翌5日に36歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

京都府警・伏見署によると、現場は京都市伏見区下鳥羽浄春ケ前町付近で片側2車線の直線区間。通行人から「車道に頭から血を流した男性が倒れている」との通報が警察に寄せられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。着衣にタイヤ痕が残されていたことから、警察ではクルマにひき逃げされたものと判断。死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

現場では不審な挙動を取った白っぽい色の乗用車が目撃されており、警察では現場で採取した痕跡や防犯カメラ映像から車両を特定。同区内に在住する36歳の男から任意で事情を聞いていたところ、容疑を大筋で認めたことから、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で5日朝に逮捕している。

聴取に対して男は「ウトウトしていた。衝撃は感じた」などと供述しているようだ。警察では居眠り運転や漫然運転が事故の主因とみて、発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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