ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェが現在、開発を進めている新型SUV、『MACAN』。その生産開始時期が確定した。
これは7月19日、ポルシェが明らかにしたもの。ポルシェの生産子会社、ポルシェ・ライプツィヒのSiegfried Bulow会長は、「MACANの生産をライプツィヒ工場で12月に開始する計画」と、公式に発表している。
MACANは、販売面で大成功を収めている『カイエン』に続く、ポルシェのSUV第2弾。カイエンよりもひと回り小さなボディを採用。車台などの基本構造は、ポルシェと同じフォルクスワーゲングループに属するアウディの『Q5』がベースと見られる。
ポルシェはMACANの生産準備として、ライプツィヒ工場におよそ5億ユーロ(約660億円)を投資。車体プレス加工や塗装の新工場を建設中。
この新しい塗装工場が今回、完成。ポルシェ・ライプツィヒのSiegfried Bulow会長は、「8月初頭には、新工場での車体のテスト塗装を開始する予定」と述べている。