インディカーは7月11日、現在インディカーシリーズのチャンピオンシップポイントをリードする、エリオ・カストロネベスに関するインタビューを公開した。
カストロネベスとライアン・ハンター=レイはインディアナポリス500マイルレースに始まり、7月7日のポコノ・インディカー400・フューエルド・バイ・スノコに終わった5度のオーバルレースで、それぞれ最も多くのポイント(186)を獲得している。
両方のレーサーは勝利を手にして、ハンター=レイは3度の表彰台フィニッシュをしたが、ポコノのレースでは彼のNo.1のDHLの車が2番手を走行中に、ピットレーンで佐藤琢磨にヒットされ、20位という不本意な成績に終わった。
カストロネベスは1か月前の彼のテキサス・モーター・スピードウェイでの勝利を追って、ミルウォーキーでハンター=レイに次ぐ2位となった。彼はアイオワ・スピードウェイで8位となり、ポコノ・レースウェイでは今季11度のレースで10度目のトップ10フィニッシュをした。
「いつであれ自分がチャンピオンシップをリードしている時、それが1ポイントまたは100ポイントのリードであれ、それは良いニュースだ」
「ポコノのレースは、とてもチャレンジングだった。僕達にとって、チームとして、レースの間に多くの決定を行わなければならなかった。最終的に、カギとなったのは燃料をセーブして良い結果を得たことで、僕達はトップ10フィニッシュを奪う事が出来た」とカストロネベスは語った。
ポコノで勝利を飾ったスコット・ディクソンは、チャンピオンシップで4位に躍進し、8レースを残して彼の3度目のシリーズタイトルに臨む。
「エリオはチャンピオンシップで、大きなリードを持っている。僕達は65ポイント遅れている。エリオに挑戦をするなら、彼の不運も見方につける必要がある」
「僕達は幾つかの良いレースをして、多くの悪いレースもした。それがモーターレーシングというものだ。上昇と降下があり、そして時々物事は自分のコントロールを超える。今年起こったクレイジーで惨めな結果を考えると、僕達がチャンピオンシップで4位にいるのは驚くべきことだ」とディクソンは語った。