上半期のアウディ世界販売、6.4%増の78万台…過去最高

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新型アウディ A3 スポーツバック
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アウディのドイツ本社は7月8日、6月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数はおよそ14万0300台。前年同月比は5.5%増と、引き続きプラスを保つ。

市場別では、信用不安の欧州が、前年同月比10.1%減の6万5100台と、4か月連続で前年実績を下回った。このうち、地元ドイツは15.3%減の2万2515台と、4か月連続で前年実績を割り込む。

ドイツに続いたのは英国。6月は1万2652台を売り上げ、前年同月比は14.3%増と6か月連続で増加した。フランスは5171台にとどまり、前年同月比は4.3%減。スペインは11.3%減の3463台と、2か月ぶりに前年実績を下回る。イタリアは9%減の4551台と、5か月連続で減少。ロシアは1.6%増の3101台と、引き続き好調。

アジアパシフィック地域は6月、前年同月比30.7%増の5万2400台と、4か月連続の2桁増。このうち、中国(香港を含む)は4万4479台を売り上げ、前年同月比は33.5%増と4か月連続で増加した。米国は、6月としては過去最高の1万3706台を販売。前年同月比は8.2%増と、30か月連続で前年実績を超えている。

アウディによると、欧州では新型『A3』シリーズが人気。米国では、『Q5』が支持されたという。中国では、ロングホイールベース仕様の『A6L』が販売の中心。

アウディの2013年上半期(1‐6月)世界新車販売は、前年同期比6.4%増のおよそ78万0500台と過去最高。同社のルカ・ディ・メオ営業担当取締役は、「新型A3とSUVの強固な伸びがアウディの現在の原動力」と述べている。

《森脇稔》

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