日本郵船や造船会社4社、船舶の環境技術の研究開発を推進する合弁会社が本格稼動

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船舶の省エネ技術、NOx削減技術の研究開発を推進するため、国内の造船会社4社と日本郵船、日本海事協会が共同出資して設立されたマリタイム・イノベーション・ジャパン(MIJAC)が正式に事業運営を開始した。

マリタイム・イノベーション・ジャパンは、サノヤス造船、大島造船所、新来島どっく、常石造船の造船会社4社と、日本郵船、日本海事協会が共同出資して4月1日付けで設立された。

新会社は、環境・省エネ技術に関する研究開発、海洋エネルギーに関する研究開発、船舶設計に関するコンサルティング、船舶に関する試験・計測、船舶及び海洋エネルギーに関する調査・情報収集を行う。

参画しているサノヤス造船では、研究開発能力を向上させると同時に、他企業、大学や研究機関との共同研究を積極的に推進することで、技術の相互補完により研究開発活動の活発化、効率化を図り、新たなイノベーションの創造と研究開発のスピードアップを図るとしている。

《レスポンス編集部》

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