国交省近畿運輸局和歌山運輸支局、及び自動車検査独立行政法人和歌山事務所では、和歌山県警察と連携協力し、不正改造車の撲滅に向け、和歌山マリーナシティーにおいて不正改造四輪車、二輪車に対し騒音計等を用いた街頭検査を6月30日に実施した。
和歌山マリーナシティは、黒潮市場やポルトヨーロッパなど人気施設を有するリゾートアイランドで、周辺一帯の道路は広く、暴走族などの溜り場となっていることから、当該地域を検査対象とした。
検査台数116台中、不正改造車は10台(うち排気騒音不適合車両2台)で、これらの不正改造車に対して整備命令を発令し、改善を指示した。整備命令の発令は、道路運送車両の保安基準に適合していない車両について、道路運送車両法に基づき発令し、不良箇所等の改善を指示するとともに、改善状況の確認を行う。