欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは6月14日、『ゴルフ』の累計生産台数が3000万台に到達したと発表した。
ゴルフはフォルクスワーゲンの主力車種。初代ゴルフは1974年、生産が開始された。累計生産台数3000万台は、最初のゴルフから数えて、39年での達成となる。
記念すべき3000万台目のゴルフは、2012年に誕生した新型ゴルフのエコグレード、「TDIブルーモーション」。フォルクスワーゲンの本拠地、ドイツ・ヴォルフスブルク工場からラインオフした。
フォルクスワーゲンによると、累計生産台数が3000万台に到達したのは、欧州メーカー車としては初めて。39年間の1日当たりの世界平均販売台数は、2000台を超えるという。
フォルクスワーゲンのマルティン・ヴィンターコルン取締役会会長は、「ゴルフの歴史は、自動車の進化の歴史でもある。安全なFF駆動方式やTDI、ESC、デュアルクラッチトランスミッションなどの技術を、最初に採用したのはゴルフ」と述べている。