東京モノレール、1000形1編成を導入当時の塗装に復元

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デビュー当時の1000形。白と赤を基調にしたデザインだった。
  • デビュー当時の1000形。白と赤を基調にしたデザインだった。
  • 記念切符のイメージ。硬券4枚に台紙が付く。
  • 現在の1000形は白と青、オレンジを基調としたデザインを基本としている。
  • 今回復元された1000形の旧塗装とは別に、東京モノレール開業当時の塗装を復元した編成も存在する。

東京モノレールは、1000形1編成を導入当時の旧塗装に戻した「ヒストリートレイン」の運行を6月12日から開始した。これに伴い6月22日から記念切符を発売する。

1000形は1989年に導入された。1000形以前の車両は2両編成で、最大3本連結した6両編成で運用されていたが、各編成の両端に運転台があることから連結部分の運転台がデッドスペースと化していた。1000形では6両固定編成を採用して中間の運転台がなくなり、これにより客室が拡大して輸送力の強化につながった。

導入当時は白と赤をベースにした塗装だったが、2000年から青と白、オレンジの塗装に変更されている。2014年に開業50周年を迎えることから、同社は50周年記念イベントの第1弾として1000形の旧塗装を復活させることにした。

記念切符は「旧塗装復活 思い出の1000形 ヒストリートレイン 記念乗車券」の名称で発売される。硬券4枚に台紙が付く。1セット1000円。羽田空港第2ビル駅の北口で22日の9時から発売する。

《草町義和》

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