【JAL 預けたバッグの行方】コンテナへの積み込みはまるでパズル

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手荷物カウンターで預けられたバッグやキャリーカートは、ベルト運搬システム(カウンターベルト)によって、壁の裏側にある出発ソーティングエリア(荷さばき場)へと運ばれていく。ここから先は利用客が見ることのできない、未知の世界だ。

JALの場合、手荷物カウンターは出発方面別に分かれており、第1ターミナルの南ウイングが中国・四国・九州・沖縄方面、北ウイングが北海道・東北・北陸・東海・近畿方面となっているが、出発ソーティングエリアも同様に南北2か所に分かれている。

この出発ソーティングエリアには「メイク」と呼ばれる場所があり、カウンターベルトで運ばれてきた手荷物は仕分け機が受付の際に取り付けられたバーコードを読み取ることによって、自動的に便ごとに指定されたメイクへと振り分けられる。

メイクへ届いた手荷物は手作業で飛行機に積載するコンテナへ収められていくが、この際にはハンディースキャナーでタグを読み取り、さらにはシール式となっているタグを1枚剥がして紙に貼り、「預かった手荷物がどのコンテナに収められたのか」をしっかりと記録するようになっている。こうすることで、例えば搭乗が中止となった場合、受け入れた荷物の捜索がしやすいという。

また、コンテナへの積載はメイクへ流れてきた順番ではなく、作業員がバッグの形状や重さなどを判断し、コンテナ内で荷崩れを起こさないように収納していく。基本的にはハード型のキャリーカートのような重くて大きいものが下、軽いものは上。薄いものはバッグ間の隙間を埋めるように配置されており、コンテナの周囲には積載待ちのバッグが並ぶ。

その様子はジグソーパズルのようだ。

カウンターベルトは楕円状の円周となっており、ここに載せられないような大型の手荷物や釣竿など棒状のもの、ペットを入れたケージなどは直線ラインという別ルートで出発ソーティングエリアまで運ばれてくる。文字通り「手荷物カウンターから直線で伸びる搬送ライン」となっており、重量物にも耐える構造となっている。
《石田真一》

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