エミレーツ航空、羽田便と成田便の差別化はどう図るのか

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エミレーツ航空のリチャード・エンゲルマン日本支店長。
  • エミレーツ航空のリチャード・エンゲルマン日本支店長。
  • 供給過多と判断されたためか、これまでA380を就航させていたドバイ~成田便もボーイング777での運航に偏光された。
  • 東京国際空港ターミナル株式会社の田口繁敬 常務取締役(右から2番目)を囲んでのフォトセッション。
  • エミレーツ航空のキャビンアテンダント。
4日にドバイ~羽田の直行便を就航させたエミレーツ航空。デイリー運航となるが、既存の成田発着便とはどのように差別化を図っていくのか。同社のリチャード・エンゲルマン日本支店長は「簡単に言うと、ビジネス向きが羽田。レジャー向きが成田」と説明する。

エンゲルマン日本支店長は「羽田からドバイに向かう便は出発時間帯が未明(午前1時30分)であり、空港までのアクセスも短くて済むことから、東京で仕事を終えてから搭乗することもできる」、「ドバイからは中東やアフリカの各都市へ向かう便に乗り継ぐことが便利なダイヤとなっており、こうしたエリアへビジネス目的で行くに適している」と説明する。

一方で深夜(午後10時)に出発する成田便については「ドバイから先、ヨーロッパ方面などへの乗り継ぎは成田便の方が便利であり、レジャー客にも対応している」、「ドバイから日本に帰ってくることを考えた場合も、夕方に到着する成田便の方が使いやすいかもしれない」とする。

5月まではドバイ~成田便には総2階建てのエアバスA380が使用されていたが、羽田便の就航に伴い、使用機材がボーイング777-300ERにダウンサイジングされている。これまで成田便を利用していた人たちの一定数が羽田便に流れることを見越した措置とみられる。
《石田真一》

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