【INDYCAR 第5戦】トニー・カナーンが念願のインディ500優勝、琢磨は痛恨のスピン

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インディ500のスタート
  • インディ500のスタート
  • レースをリードするライアン・ハンター=レイ
  • トップ争いをするマルコ・アンドレッティとトニー・カナーン
  • ピット作業中のトニー・カナーン
  • 佐藤琢磨とコナー・デイリー
  • トニー・カナーンとファミリー
  • ジャスティン・ウィルソン選手の走り
  • ジャスティン・ウィルソン選手の走り

5月26日にインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われたインディ500マイルレースの決勝は、ブラジル人ドライバーのトニー・カナーンが波乱のレースを制して、念願の初勝利を手にした。

レースの幕切れは、インディ500で3度の勝利を収めたチップ・ガナッシ・レーシングのダリオ・フランキッティが第197ラップのコーション後のリスタートの第1ターンでバリアーに激突し、スペアカーが先導する間に200ラップをトップで完走したカナーンが勝利するというあっけないものだったが、最後のコーションが出る寸前にレースをリードしていたライアン・ハンター=レイとカルロス・ムニョスを交わしたカナーンの駆け引きが功を奏したと言える。

「最終ラップは僕の人生で最も長いラップだった。今日は少しだけ幸運を得ることができた。この勝利はファンの為のものだ。(クールダウン・ラップで)僕は観客席を見ていた。そしてそれは信じ難い光景だった」とレースを12番手からスタートして34ラップをリードしたカナーンは語った。

アンドレッティ・オートスポーツのドライバーであるムニョス、ハンター=レイ、マルコ・アンドレッティが2位から4位を独占し、9番手からスタートしたジャスティン・ウィルソンが5位に入賞した。

尚、インディカーシリーズのポイントリーダーである佐藤琢磨、はレース序盤に一時は6番手まで這い上がる力走を見せたが、57ラップ目に痛恨のスピンを喫し、13位でレースをフィニッシュした。

インディアナポリス500マイルレースの結果

1. トニー・カナーン(シボレー)
2. カルロス・ムニョス(シボレー)
3. ライアン・ハンター=レイ(シボレー)
4. マルコ・アンドレッティ(シボレー)
5. ジャスティン・ウィルソン(ホンダ)
6. エリオ・カストロネベス(シボレー)
7. A.J.アルメンディンガー(シボレー)
8. サイモン・パジェノ(ホンダ)
9. チャーリー・キンボール(ホンダ)
10. エド・カーペンター(シボレー)


13.  佐藤琢磨

《河村兵衛》

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