軽“4強”時代へ、三菱・益子社長「(日産とあわせて)シェア20%目指す」

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日産と三菱のオフライン式のようす
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岡山県倉敷市にある三菱自動車の水島製作所で5月20日行われた三菱と日産自動車が共同開発した軽自動車のオフライン式のセレモニーでは、日産の志賀俊之COOと三菱の益子修社長が、それぞれのブランドの新車に乗って登場した。

セレモニーで志賀COOは「骨格が同じクルマが、『eKワゴン』は三菱らしく、『DAYZ』は日産らしい、それぞれのブランド・DNAに合ったクルマに仕上がった」とあいさつ。益子社長も「シナジー効果を最大限に発揮して、このマーケットで先行している他社とデザインや質感をみても、ようやく互角に戦える軽自動車が出来上がった」と述べた。

その意気込みは今後のシェア争いにも影響しそうだ、オフライン式後の記者会見で益子社長は「4強というと、単純に25%ずつということになる。そこまではすぐにいかないと思うが、志賀さんとも話をして20%くらいは目標にしたい」と、国内の軽自動車が“4強”の時代に突入することを示唆した。

《福田俊之》

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