マセラティジャパン、年間販売1500台目指す…2015年までに

自動車 ニューモデル 新型車
マセラティ・クアトロポルテ GT S
  • マセラティ・クアトロポルテ GT S
  • マセラティ・クアトロポルテ GT S
  • マセラティ・クアトロポルテ GT S
  • マセラティ・クアトロポルテ GT S
  • マセラティ・クアトロポルテ GT S
  • マセラティジャパン代表取締役ファブリッツィオ カッツォーリ氏。
  • マセラティ クアトロポルテ GT S 発表のようす
  • マセラティジャパン代表取締役ファブリッツィオ カッツォーリ氏

マセラティジャパンは、新型となった『クアトロポルテ』を発表。同時に、2015年までに同社として販売台数を5倍に伸ばしていくことを表明した。

マセラティ社は2015年までに生産台数を5万台にまで引き上げることを目標としている。そして日本は、マセラティにとって3番目に大きなマーケットであることから、マセラティジャパンは、年間の販売台数を2015年までに5倍(2012年は311台を販売)に成長させることが目標として掲げられた。マセラティジャパン代表取締役ファブリッツィオ カッツォーリ氏は、この目標達成のために、新型車の導入と同時に、ディーラーネットワークの刷新と強化を挙げる。「現在のマセラティディーラーは、ベストな施設やサービスなど、おそらくマーケットを見渡しても最高級のディーラーです」とそのレベルに自信を見せる。

また、常にユーザーのことを念頭においているとし、ユーザーの維持費削減を例に挙げ、「過去2年間で維持費を37%下げることに成功しました。しかしこれでも十分ではなく、さらなる改善を目指しています」

さらに、ディズダウンという指標を取り入れている。これは平均で何日間サービスに入庫していたかというものだ。カッツォーリ氏は「以前はほぼ10日だったのですが、現在では5日を切っています。こちらもより短く出来るように努力をしていきます」とする。

最後に、カッツォーリ氏は、ディーラーネットワークの強化として、「ユーザーの利便性が高まるように、さらに10ディーラーを加えていきたいと考えています。こういったことで国内販売台数を2015年までに5倍に伸ばしていきたいと考えています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集