マケマケは太陽系圏外で知られている中で、最も大きな物体の一つである。
このカイパーベルト(海王星軌道外の小惑星のディスク形をしている領域)のオブジェクトは、冥王星のおよそ3分の2の大きさで、冥王星よりわずかに遠いところで太陽の周りを周回し、冥王星よりほんの少し薄暗く見える。しかし、マケマケは冥王星よりも惑星の黄道面に向けて傾いた周回軌道を持つ。
カルテックのマイク・ブラウンに率いられたチームによって2005年に発見され、この太陽系圏外の球体はイースター島のラパ・ヌイ神話において人間を創造した神の名を授かることになった。
マケマケは2008年に、下位カテゴリーの準惑星と分類され、冥王星とエリスに続くカタログ化された準惑星となる。マケマケはその色が示すように、おそらく凍りついたメタンのまだらなエリアで覆われ、心なしか赤い外観を持つ世界として知られる。