メルセデスベンツの中国法人は12月5日、11月の中国(香港を含む)における新車販売の結果を明らかにした。
同社の発表によると、11月の総販売台数は1万6876台。前年同月比は6.6%減と、2か月連続で前年実績を下回った。
11月新車販売が落ち込んだ理由について、同社は明らかにしていない。しかし今秋、中国市場に新型『Bクラス』を投入しており、12月以降は新車販売の巻き返しを図る方針だ。
一方、スマートブランドは11月、中国で前年同月比16.7%増と伸びた。2012年の世界販売台数10万台突破に向けて、順調な足取りを示す。
メルセデスベンツの2012年1‐11月中国新車販売は、1-11月期としては過去最高の17万7301台。10-11月は落ち込んだものの、前年同期比は4.2%増と、プラスを維持している。