【ロサンゼルスモーターショー12】ヒュンダイの中型クロスオーバー、サンタフェ…3列シートの量産版がデビュー

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新型ヒュンダイ サンタフェの量産モデル(ロサンゼルスモーターショー12)
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韓国ヒュンダイモーターの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは11月28日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー12において、新型『サンタフェ』の量産モデルを初公開した。

初代サンタフェはヒュンダイの中型クロスオーバー車として、2000年に誕生。2代目モデルは、2005年にデビューした。欧州市場には、『ix45』の名前でリリースされているグローバル車で、累計世界販売台数は260万台を超えている。

そのサンタフェの3代目モデルが2012年4月、ニューヨークモーターショー12で発表。従来の2列シートモデルが、新型では『サンタフェ スポーツ』に車名を変更。一方、新型で初設定の3列シートのロングホイールベース仕様が、従来と同じサンタフェを名乗ることになった。

今回、ヒュンダイはロサンゼルスモーターショー12において、新型サンタフェの量産モデルを初公開。ボディサイズは全長4905×全幅1885×全高1690mm、ホイールベース2800mm。ショート版のサンタフェ スポーツよりも、ホイールベースは100mm、全長は215mm延長されており、この部分は3列目シートの空間に充てられた。

サンタフェ スポーツのエンジンは、2.0リットルターボ(最大出力264ps)と、2.4リットル自然吸気(最大出力190ps)と、共に4気筒ガソリン。一方、ロング版のサンタフェでは、重量増に対応して、最大出力290psを発生する3.3リットルV型6気筒ガソリンエンジンを専用設定した。ヒュンダイは、「中型クロスオーバー車で唯一の直噴V6搭載車」と説明する。

2列シートのサンタフェ スポーツは2012年8月、米国市場へ投入。3列シートのサンタフェは2013年初頭に発売予定となっており、サンタフェシリーズのラインナップが完結する。

《森脇稔》

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