東海ゴム工業は、同社グループ社員向けの研修センターを岐阜県各務原市に建設する。
グローバル経済の進展や新興国の台頭など、事業環境の急速な変化に対応するため、同社グループは、2015年度を最終年度とする中期経営計画「2015年 TRI GROUP VISION」の達成に向けて、将来の経営戦略を担う人材の開発・育成を推進。その仕組みづくりとして、同社グループの企業理念の浸透や、成長に不可欠な新発想を生み出す拠点となる研修センターを設立する。
7月24日に行われた起工式には、建物の設計・施工業者の関係者をはじめ、同社グループの幹部ら約30人が出席。東海ゴム工業の西村社長は「人材開発にまさる経営戦略はない。今回、人材開発の場を設けることができた意義は大きい」と挨拶した。
研修センターは、総工費12億円。2013年春に完成し、各種研修を実施していく。同社グループでは、今回の研修センター新設を契機に、人材開発・育成のさらなる基盤強化に努めていく。