世界初、日産リーフの大容量バッテリーから一般住宅への電力供給を実現

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日産・LEAF to Home
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日産自動車は30日、ニチコンが開発した「EVパワーステーション」を活用して『リーフ』のバッテリーから電力供給するシステム「LEAF to Home」を導入すると発表した。

ニチコンが開発したEVパワーステーションは、一般住宅の分電盤に直接接続し、コネクターをリーフの急速充電ポートへ繋ぐことで、駆動用の大容量リチウムイオンバッテリーに蓄えた電気を住宅へ供給することが可能となる。電気自動車の大容量バッテリーに貯めた電気を一般住宅の分電盤に接続して活用するシステムは世界初。

EVパワーステーションのサイズは、一般的なエアコンの室外機程度で、屋外への設置も可能。操作は液晶タッチパネルで行い、タイマー予約など、使用シーンにあわせた各種動作モードを搭載。家庭の電力容量と消費電力に応じた供給調整を自動で行う。

また、同システムはリーフから電力を供給するだけではなく、従来の普通充電時間の半分となる最短4時間で満充電を行うこともできる。

価格は、経済産業省の充電器等に対する補助金制度が適用された場合、標準的な設置工事費用を含んだ実質的な負担額は33万円程度となる予定。

《纐纈敏也@DAYS》

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