昨年のモナコでは自身最上位フィニッシュを果たした小林可夢偉(ザウバー)だったが、今年のモナコはわずか6周でリタイアしてしまった。
「良いスタートを切って、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)と競り合っていたので、おそらく彼の真後ろだったと思う」とトラブルがあった当時の状況を語る。
「最初にロマン・グロージャン(ロータス)がスピンをして、インサイドに向かっていると思ったら、急にアウトサイドに飛び出してきた。もちろん僕は避けようとしたんだけど、彼がブレーキを使わなかったので、僕のリアタイヤと接触してサスペンションが壊れてしまった」
「これ以上ドライブを続けると危険な状態だったので、リタイアするしかなかったよ……」