東日本大震災関連倒産、再建厳しく破産が7割…4月 東京商工リサーチ

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仙台〜石巻(2012年2月下旬)
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東京商工リサーチは1日、4月27日現在の東日本大震災関連倒産の調査結果を発表。4月の東日本大震災関連倒産は40件。50件を下回ったのは、今年1月以来3か月ぶり。

形態別では、清算型の破産が全体の72.5%を占め、前月の49.0%から急増。震災が影響した企業の経営再建の厳しさを浮き彫りにした。このほか、事業停止や法的手続きの準備を進めている実質破綻が29件あり、累計では2012年4月27日現在で759件。

4月の地区別では、関東18件、東北6件、中部5件、北海道4件、近畿3件、北陸・九州が各2件だった。このうち東北は、宮城2件、岩手2件、青森1件、福島1件だった。

産業別では、製造業が10件で最多だった。次に卸売業が9件、宿泊業・飲食店などを含むサービス業他が7件、建設業が5件、小売業が1件と続く。

《纐纈敏也@DAYS》

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