【アウディ A4 改良新型】世界でも日本でも屋台骨

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アウディジャパンから『A4/S4』の改良型が発売された。このモデルはアウディAG、ジャパンとも販売台数の25%を占める基幹車種である。

アウディジャパン代表取締役社長の大喜多寛氏は、「Bセグメントと呼ばれるこのセグメントはBMWでいえば『3シリーズ』、メルセデスでは『Cクラス』がある中で、A4は常にリーダーとして、このセグメントを引っ張ってきたという自負を持っているクルマです」とし、さらに「特に、クワトロと呼んでいる四輪駆動システムを進化させながら、アウディ自体も引っ張ってきたと考えています」と位置付ける。

また、その販売ボリュームも「(1972年の『80』から始まり)1991年に累計販売台数が500万台。そして、2011年には累計1000万台を突破しました」と語る。

2011年の全世界でのアウディ全体の販売台数は130万台。その中で、A4は25%と1/4を占める、ボリュームだけではなくビジネスとしても、アウディの屋台骨となるクルマだという。

この日本においても、1995年に導入し、今2012年の終わりには累計で10万台を達成するだろうと大喜多氏。「昨年の販売台数に占めるA4の割合は、世界と同様、販売ボリューム全体の25%を占めていますので、日本でもA4はビジネスの屋台骨といえます」。ただし、セダンとアバントの構成比は「世界と少し違い、アバントの比率が高く6割ほどになり、日本ではよりアバントが受け入れられているようです」とその特徴を述べた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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