アウディジャパンは3日、改良新型『A4』シリーズを発表、同日より発売を開始した。今回のモデルチェンジでは主に、装備の充実が図られたほか、細部にわたる改善によってさらに効率が高められた。
新型A4は東京・表参道にあるアウディフォーラムで、アウディAGプロダクトマーケティング担当イェンツ・ディートリッヒ・コトニック氏と建築家坂尻誠の対談とともに行われた。
今回のモデルチェンジでは、すべてのモデルのエンジンに過給システムと直噴方式を採用、また、スタートストップシステムとエネルギー回収システム、電動パワーステアリングを標準装備とすることで、より高い環境性能を実現している。
エクステリアデザインでは、フロントエンドにおいて水平方向のラインを強調、また、ボンネットは曲線的なラインを描き、シングルフレームグリルの上部コーナーは角が落とされた立体的な造形となった。さらに、バンパーはフロント・リアともに新設計されたほか、ヘッドライト、リアライトのデザインも変更された。
インテリアは、ハイグロス仕上げとコントロールスイッチの周囲に採用されたクロームトリムによってさらに洗練された印象となった。
アウディジャパンの大喜多社長によると、年間販売目標は「5000台」を想定しているという。
価格は440万円から。