ホンダは13日、インドネシアにおける二輪車生産・販売合弁会社であるピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーター(AHJ)がスクーターモデル専用に年間生産能力110万台規模の第四工場を建設すると発表した。
新工場の建設により、既存の工場とあわせて530万台の生産能力となり、2013年秋の稼働開始を予定している。
投資額は約3兆1280億ルピア(約275億円)で、新たに約3000名の従業員を採用し、既存工場とあわせて約2万1000人とする予定。
インドネシアの二輪市場は中国、インドに次ぐ世界第三位の巨大市場であり、近年安定した需要の拡大が見込まれている。
2011年の総市場は過去最高となる約801万台となり、そのうち、同社の販売実績は約427万台と過去最高を更新している。2012年は約480万台の販売を計画している。