GMが3月19日から5週間、販売不振により生産を一時停止するプラグインハイブリッド車(PHV)、シボレー『ボルト』。GMのトップが、これについて初めてコメントした。
これは7日、米国サンフランシスコで開催されたボルトのオーナーズミーティングでの出来事。集まった約30名のボルトのオーナーを前に、GMのダン・アカーソンCEOは、「我々はこのプロジェクトから撤退するつもりはない」と述べ、今後もボルトの生産と販売を続けることを強調した。
米国ミシガン州デトロイトのハムトラック工場では、ボルトの生産を3月19日から4月23日までの5週間、一時的に停止。これは、二次電池(バッテリー)からの発火リスク問題などを受け、ボルトの販売が低迷。在庫が増えたために、生産調整を目的に行われる。
ダン・アカーソンCEOは、「生産停止はあくまで一時的なもの。(下取り価格に影響するような)大幅な値引きで在庫を一掃するようなことはしない」と参加者に語りかけ、ボルトオーナーの不安を払拭することに務めたという。