ザウバーのセルジオ・ペレスが3日土曜日午前のファステストタイム1分22秒094を守って、バルセロナテスト3日目のファステストを記録した。午前中にソフトタイヤでトップタイムを出したザウバーは、午後になり多くのライバルと同じくレースシミュレーションに移行したため、タイムの更新はなかった。
マクラーレンのジェンソン・バトンは午後もロングランは行なわず、ミディアムタイヤのパフォーマンスを出し切って0.009秒差の2番タイムを刻んだ。3番手は、ラップ数最多のダニエル・リチャルド(トーロロッソ)。リチャルドはソフトタイヤで連続35周を走り、ピレリタイヤの耐久性を確認した模様。
この後、午後のセッションは後半になると雨が降ったため、全員がウェットセットのままテスト終了となった。午後の赤旗中断はブルーノ・セナのウィリアムズがヘアピン入り口でストップした1回だけだった。