メルセデスAMG「W03」をバルセロナで2日間ドライブしたニコ・ロズベルグは、チームのパフォーマンスが、昨年の4番目のチームから確実に上昇したと語った。
「昨年の状況から一歩前に出るという最初の目標は果たせたと思う。開幕戦で結果を見るのが楽しみだ。上位の力関係は昨年のまま変わらないだろうが、シーズンの早い段階で連中を困らせるような出来事があるだろう」
メルセデスがタイヤに厳しいという評判について彼の答えは否定的だった。
「ロングランもショートランも共に満足すべき成果は得られたと思っている。タイヤの劣化は常にパフォーマンスを制約するが、特にこれが過大というわけではない。では他のチームはどうなのかという話にもなる。バルセロナテストと、開幕2連戦は条件が極端に違うことも指摘しておきたい。昨年も高温とグリップ低下の問題には悩まされた。つまり、この2戦だけはテストの結果が通用しないということだ」