トヨタ自動車が発表した2011年4〜12月期(第3四半期累計)の単独決算は経常損益が598億円の赤字となった。前年同期の1134億円の黒字から赤字に転落した。
売上高は同11.9%減の5兆6346億円と大幅減収となった。国内小売台数は震災による減産の影響で同19.0%減の88万台と大幅に落ち込んだ。輸出台数は同10.0%減の117万2000台だった。
国内生産台数は同10.3%減の211万3000台となった。海外生産台数は同3.2%減の302万4000台だった。
営業損益は4204億円の赤字となった。前年同期の2835億円の赤字から赤字幅は改善した。
当期損益は304億円の赤字となった。前年同期は1630億円の黒字だった。原価低減800億円や経費削減などの増益効果があったものの、為替差損2100億円、販売面で300億円の減益効果があったため。