【デトロイトモーターショー12】メルセデスベンツSL新型…燃費は最大30%向上

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新型メルセデスベンツSLのSL350グレード
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メルセデスベンツが2012年1月、デトロイトモーターショー12でワールドプレミアする新型『SLクラス』。最大140kgの軽量化だけでなく、最大30%の燃費向上にも注目だ。

これは15日、ダイムラーが明らかにしたもの。米国仕様に用意される「SL550」(欧州では「SL500」)だけでなく、「SL350」グレードの概要も公表されたのだ。

SL350は、直噴3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力306ps、最大トルク37.7kgmを引き出し、0-100km/h加速は5.9秒で駆け抜ける。

このエンジンには、アイドリングストップや最新の直噴技術、「ブルーダイレクト」などの環境対応テクノロジーを導入。高効率な7速AT、「7Gトロニックプラス」と組み合わせられる。この結果、欧州複合モード燃費は14.7km/リットルと、現行SL350比で、ほぼ30%の燃費向上を成し遂げた。

ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、「新型に乗れば、我々のポリシーの“最善か無か”、が確認できるだろう」と述べ、新型SLの完成度に自信を見せている。

《森脇稔》

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