日本交通と日本マイクロソフトは13日、共同記者会見を開き、クラウドを活用した全国規模でのタクシー配車サービスについて、協業することを発表した。
日本交通の川鍋一朗社長は、「今回の協業によって提供されるサービスを皮切りに、利用者がタクシーを『拾う』から『選ぶ』という、新しいスタイルを作り上げていきたい」と述べた。
また、少子高齢化対策、観光立国支援、環境対策という、タクシー産業が取り組んでいくべき課題に対して、「スマートフォンというデバイスを用いることは武器になる」と今回の協業の意義を説明し、2012年には生誕100周年を迎えるタクシー産業全体を「日本マイクロソフトの技術協力を得ながら、日本交通が先頭に立って活性化させていきたい」と話した。