鬼怒川ゴム工業が発表した2011年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比1.0%増の39億2400万円とわずかながら増益となった。
売上高は同2.3%増の337億1700万円だった。ブレーキ部品が不振だったものの、車体シール部品が中国及びタイ向けで好調に推移した。
収益では、グループあげての減産対応、コスト改善の結果、経常利益が同0.6%増の39億1600万円となった。当期純利益は税金費用の計上などで同7.5%増の24億7800万円だった。
通期業績見通しは、自動車生産台数が増加傾向にあることなどを理由に上方修正。売上高を前回予測から6.1%増の700億円、営業利益および経常利益を同10.4%増の85億円、当期純利益を同13.0%増の52億円とした。