22日に東京都三宅村で行われた三宅島エンデューロレース(三宅島ED)は、小池田猛(KTM SAITAMA)が、後半になって1位との差をじりじりと詰め、優勝を飾った。三宅島EDで小池田は昨年に続き2連覇。
鈴木健二(DANレーシング)が懸命に小池田を追ったが、その姿を捉えることはでき図に2位。また、前半をリードした外国人招待選手スティファン・メリマン(オーストラリア)は3位だった。
小池田選手はメリマン選手への秘めた闘志を「自分にとってはやっつけたい相手で、来る前から燃えていたので気持ちは前に出ていた」と、言葉にした。メリマン選手は「彼はとても早かった。来年また来たい」と、話した。
4位は内山裕太郎(TEAM DIRT FREAK OF TAMITON-R)、5位に大塚忠和(Teamテクニクス)が食い込み、吉川和宏(Team DIRTFREAK of TAMITON-R)が6位となった。
レース直後の暫定順位で、23日にクラス別の公式発表と表彰式が、三宅村役場隣の体育館で行われる。
三宅島EDでエキスパートクラスに出場した選手には、1位〜30万円、2位〜15万円、3位〜10万円、4~6位〜5万円の賞金と、それぞれに副賞が贈られる。