英国ランドローバーのフラッグシップモデル、『レンジローバー』。その次期モデルでは、大幅な軽量化に取り組むようだ。
6日、英国の自動車メディア、『AUTOCAR』が報じたところによると、次期レンジローバーは、現行比で450kgもの軽量化を実施するという。
これは、モノコックをはじめ、車体の多くの部分にアルミ素材を採用することで実現。現行レンジローバーの車重は約2.5tのヘビー級だから、次期型では2tを少し超える程度という大幅なダイエットを達成することになる。
また、軽量化の効果もあって、環境性能も向上。次期型のディーゼル仕様のCO2排出量は、200g/kmレベル。現行ディーゼルの253g/kmに対して、2割もの改善を成し遂げるとのこと。
次期型が4世代目となるレンジローバー。『イヴォーク』風のスタイリングに一新されるとの情報もあり、そのデビューは2012年秋と見られている。