東レのCSRレポート…震災での対策や教訓、今後の課題

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東レは、2010年度の東レグループのCSRの取り組みをまとめた「東レグループCSRレポート2011」を発行した。

2011年版では3月11日に発生した東日本大震災への東レグループの対応について報告している。BCPに基づいた初期対応、震災で得た教訓と今後の課題、被災地に対する復興支援についてまとめ、対策本部長からのメッセージを掲載している。

また、同社は2011年4月からスタートした長期経営ビジョン「AP-Growth TORAY 2020」と中期経営課題「プロジェクトAP-G 2013」で、改めて地球環境問題や資源・エネルギー問題の解決に貢献できる事業である「グリーンイノベーション事業」の拡大を成長戦略の重要テーマと位置づけた。レポートのハイライトでは、東レグループのこれまでの「環境経営のあゆみ」を振り返るとともに、過去のあゆみをベースとした今後の「未来社会への貢献」について紹介している。

CSR推進の3カ年計画で2010年度で終了した第三次ロードマップの結果報告と、新たに策定・開始した第四次ロードマップ、「重要達成指標(KPI)」の内容について報告している。このほか、2010年度のCSR活動実績を「経営基本方針」に沿った「お客様のために」「社員のために」「株主のために」「社会のために」の4つの区分で、それぞれ年次トピックスを中心に報告している。

《レスポンス編集部》

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