ポルシェ 911シリーズ 最強モデル…カレラ4GTSクーペ/カブリオレを導入

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ポルシェ 911カレラ4GTSクーペ/カブリオレ
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ポルシェは、『911カレラGTS』のラインナップを強化するため、新たに『911カレラ4GTSクーペ/カブリオレ』を導入すると発表した。

ニューモデルのエンジンはカレラGTSファミリーで最高性能となる408hpエンジンを搭載し、ポルシェ・トラクション・マネージメント(PTM)で駆動輪を制御する。

911カレラ4GTSの燃費は、ポルシェ・インテリジェントパフォーマンスの効果で、カレラ4Sモデルに比べ大幅に向上、新ヨーロッパ走行サイクル(NEFZ)ではクーペが11.0リットル/100km、カブリオレが11.2リットル/100kmとなる。

パワーユニットはカレラSの3.8リットル6気筒エンジンをベースに、インテークマニホールドの最適化で23hpアップする。改良型インテークシステムは、最高出力の向上に加えて、低・中回転域でのトルク特性にも優れ、追い越し時の加速性能とレスポンス向上にも寄与する。

水平対向6気筒エンジンは4200~5600rpmの幅広い回転域で420Nmの最大トルクを生み出し、1500rpmで320Nmを発揮する。ブラック塗装した独特のテールパイプアウターシェルがリアビューの特長となる。

0-100km/h加速は、7速PDKでカレラ4GTSクーペが4.4秒、カブリオレが4.6秒。PTMにより走行安定性、トラクション、俊敏なハンドリング性能が高められ、ポルシェの4輪駆動モデル独特のドライビングプレジャーを発揮する。

これまでの後輪駆動モデルと区別するため、ドアやリアフードに着くモデル名を示すロゴ、バッヂに加え、テールライト間に4輪駆動モデルであることを示すリフレクターストラップを追加する。ワイドボディと、それに伴うワイドなリアトレッドは、従来からの911シリーズの4輪駆動モデルと共通。

このほかスポーツデザインフロントエプロンや、ブラック仕上げのサイドスカートを採用する。運転席と助手席は、ともにスポーツシートでレザーインテリアのほか、GTSモデル専用装備として、センターセクションにブラックのアルカンターラを配したスポーティな印象のシート、ステアリングホイールのリム、シフトレバー、パーキングブレーキレバー、ドアハンドル、ドアポケットのカバーとエクステンションを標準装備する。

911カレラ4GTSクーペは、7月から世界各国の市場に順次導入される予定。

《レスポンス編集部》

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