クラリオン通期決算…大幅増益 海外向けOEM好調

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クラリオンが発表した2011年3月期決算は、営業利益が前年同期比690.5%増の49億3600万円となった。

売上高は同2.0%増の1783億1800万円と小幅な増収となった。国内はエコカー補助金制度終了による反動減と東日本大震災による需要低迷でOEMが不振だったが、海外の米州、中国などのアジアでOEMが好調だった。

損益では、為替差損や部品供給のひっ迫問題による機会損失と輸送コストの増加、東日本大震災に伴う売上の減少があったものの、固定費の抑制や変動費低減活動の強化による原価率の改善などの効果で、経常利益は41億5300万円、最終利益が同151.8%増の13億8300万円だった。

今期の業績見通しは、東日本大震災の影響で合理的な算定が困難なため、公表を見送った。

《レスポンス編集部》

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