パイオニアは9日、フロントガラス越しの映像に情報を重ねて表示する「AR(拡張現実)スカウターモード」搭載したカロッツェリア『サイバーナビ』4機種を5月下旬に発売すると発表した。
同社は、車載カメラとカーナビゲーションの連携の新たな可能性に着目。新たに発売するサイバーナビでは、専用車載カメラで撮影したフロントガラス越しの映像に、独自の映像解析技術で得られた情報や、ルート案内の情報を重ねて表示する「AR(拡張現実)スカウターモード」を搭載した。
実写映像を使ってルートを案内するので、交差点や周囲の状況をより直感的に把握することができるとし、リアルタイム映像解析により、先行する車両との車間距離の計測や、信号変化の検知などを行い、それらの解析結果を表示する。
また、3年間追加料金なしでの地図データ更新に加え、地図にない道を走行するとリアルタイムに道路データを生成してルート案内に利用する「ロードクリエイター」機能を搭載している。全機種、オープン価格、発売時期は5月下旬。
1D+1Dメインユニットタイプ
●AVIC-VH09CS:クルーズスカウターユニットセット
●AVIC-ZH09CS
2Dメインユニットタイプ
●AVIC-VH09:クルーズスカウターユニットセット
●AVIC-ZH09