マツダ米国販売、低燃費車が人気…3月実績

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マツダ2(日本名:デミオ)
  • マツダ2(日本名:デミオ)
  • マツダ3(日本名:アクセラ)
  • マツダ5(日本名:プレマシー)
  • マツダ6(日本名:アテンザ)
  • CX-9
  • CX-7

北米マツダは1日、3月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は3万0905台。前年同月比は33.3%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、前年同月比9.8%増の1万2467台と、3か月ぶりに回復。『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)も、15.3%増の4135台と、2か月連続のプラスとなった。

また、『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は新型投入の効果で過去最高の3866台を売り上げ、前年同月比は139.4%増とプラスに転じた。10年7月末に投入された新型『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は2500台を販売し、ガソリン価格高騰を追い風に販売を伸ばす。

スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が前年同月比7%増の645台と、2か月連続のプラス。しかし、『RX-8』は51.6%減の61台と減少が続く。

ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、北米専用大型SUVの『CX-9』が、前年同月比22.5%増の3635台と4か月連続で増加。『CX-7』も30.7%増の3407台と、4か月連続で前年実績を上回った。

北米マツダのジム・オサリバン社長兼CEOは、「ガソリン価格が上昇し、顧客の燃費志向は強まった。マツダには顧客のニーズに応える低燃費車が揃う」と語っている。

《森脇稔》

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