ヤマハ発動機は、東日本大地震の被災地が燃料不足で移動が困難になっているため、電動アシスト自転車『PAS』139台を緊急出荷すると発表した。
被災地は道路網が遮断されているほか、ガソリンなどの燃料不足から、自治体などが避難地域に食糧などを配布する救援活動にも支障が生じている。
道に障害物があっても移動できる可能性があり、長距離移動もできることから自治体からの要望が高い電動アシスト自転車を提供する。
同社はこれ以外に1.5リットル飲料水ペットボトル4000本、毛布170枚、簡易トイレ5400個も支援する。
同社は地震発生後、インバーター発電機やサージカルマスクなど、1億円分の支援をすでに実施している。