日産自動車は14日、今後の生産見通しを発表した。生産については、栃木工場、いわき工場が3月18日まで生産停止、追浜工場、九州工場、日産車体、横浜工場が3月16日まで生産停止とする。
また、電力に関するライフライン維持・確保を最優先するとの政府の要請に応えるため、グループとして積極的な節電活動を実施する。
節電対策として、グローバル本社などの空調を停止し、同社の国内全ギャラリー(グローバル本社、札幌、銀座、名古屋、福岡)については18日まで臨時休館。国内全販売会社店舗の看板照明の消灯のほかショールーム照明の照度節減を実施する。
このほか、救援車両の無償貸与、生活医療物資(毛布、消毒液、マスク)の提供、従業員による募金活動の実施や会社より同額の寄付(マッチング)、献血活動の推進・サポートなどの支援策を検討中としている。